日本では古来から『腹八分目に医者要らず 』と言われてます。
意味は満腹になるまで食べず、八分目ぐらいで押さえておけば健康に良いと。
毎日お腹いっぱい食べるより、体に負担をかけずにすむ。
暴飲暴食をいさめることわざです。
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目次
なぜ?腹八分目がいいのか?
科学的な検証が世界各国で盛んにおこなわれた結果
一定のカロリー制限によって、細胞の老化を遅らせることができるということが科学的に確認されました。
研究は数十年間続き、結果
腹八分目は適切なカロリー摂取が、血圧、血糖値、中性脂肪、
コレステロールを正常値に保つ
結果、高血圧や脳卒中、心臓疾患、
他多くの成人病の予防が適うことが解明されました。
腹八分目の効果
暴飲暴食が続くとカロリー摂取が過剰になり、体重増加に直結します!
腹八分目を意識するだけで、食事の量を減らすことを心がけます。
そうすることにより、摂取カロリーを適正にすることができます。
食べた物の量が多いいと、胃・腸の消化器官に負担がかかる。
そうすると、胃腸不良を起こします。
胃腸の負担軽減のためにも、腹八分目は効果があります。
このことから腹八分目はダイエット効果や健康効果が期待できます。
腹八分目を実践してみましょう。
食べ物を一口、30回くらい噛む
一口30回噛む、これは消化器系の手術された方は言われたことがあるかと思います。
30回噛むことで、食事のペースがゆっくりになります。
早食いの方はすごく難しいかもしれませんが、
早食いの習慣がある人ほど肥満度が高いという研究結果が出ているので
出来るだけ心がけて噛んでください。
満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎを防ぐ効果があります。
満腹感を感じるのは、食事開始から約20分後。
その前に食事を終えてしまうと、食べる量が増えやすくなるので注意が必要です。
食後に体がポカポカと温かくなりますよね?
食事後に取り込まれた栄養素が分解されて、熱となって消費されたからです。
消費されるエネルギ(熱)はよく噛んで食べることでUPされると言われてます。
よく噛むことで、小顔効果もあります。
口の周りには、表情筋がたくさんあります。
よく噛むことによって、この筋肉を活発に動かすこととなり
フェイスラインを引き締める効果が期待できます。
よく噛むことで消化・吸収を助ける効果もあります。
よく噛むことで脳の活性化・特に記憶力の改善・認知症の予防に効果があると期待されてます。
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よく噛むことができる食材
イカ・タコ・ゴボウ・千切り大根・ニンジンスティック
フランスパン・皮つきリンゴ・たくあん・キュウリスティック
大きめにカットした、野菜
意外ですが、こんにゃくなど
一口の量を少し減らして(口いっぱいにほうばるのではなく)時間をかけて、
ゆっくり噛んで食べる。
子育て中の、お母さんたちに朗報です。
よく噛むと虫歯予防になるそうです。
よく噛むと唾液がたくさん出ます。
たくさん出る唾液は、虫歯菌を作る酸を薄める働きがあるためです。
『30回噛んで食べること!』特に子供さんにはお勧めですよ。
あごが発達するから、歯並びがきれいになるそうです。
そして、お母さんたちも同じように(無理って言わないで)
じっくり噛んで、ゆったりした食事の時間を作りましょう。
腹八分目は健康に、ダイエットに向いている。
腹八分は体を良い状態に保つためにも、元気に長生きするためにも、非常に理に適っていると言えます。
栄養価の高いものをゆっくり食べている限りは
腹十分になることはないはずです。
早食いの方、ついつい食べ過ぎてしまう方は無理せず少しずつ生活を変えていきましょう。
よく噛み、脳を活性化して、老化を防止しましょう。
ダイエットを目指すならば、野菜をたくさん使い見た目のボリュームを出しましょう。
腹八分目のダイエットは、毎日腹八分目を心がけ、
ゆっくりと時間をかけて、よく噛み、食べることです。
腹八分目のダイエットは即効性はありません。
持続することで、効果が期待できます。
だから、過度な食事制限はしないでください。
かえって体を壊すのでやめてくださいね。
『腹八分目は医者いらず』どうぞ、無理のない範囲で実践してくださいね。
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