先日、我が家のトラ猫が体調不良で動物病院へ行ったとき友人Jちゃんと遭遇して
あら~久しぶりね~、元気だった?
まあ、元気は元気なんだけど、今まで飼っていた猫のサンマが死んじゃって、お世話になっていた先生に報告に今日は来たのよ。
今はね、家の中がし~~んと静まりかえっていて寂しくってね~
3日もたたないうちに、里親サイトを見て回っているんやけど・・どうも応募したら「お金が絡んできたり」でさ~
へっ?金額はいくら?
うんとね、今までの医療費、猫の宿泊代、ご飯代でしょ、手数料におとどけの交通費!しめて、数十万円!
はぁ?なにそれ、そこはやめとき!
とまあ、驚愕する内容だった!
今回はあなたや、Jちゃんにあたしが知っている限りの「里親募集で保護猫を譲り受けるのはどこがいい?と里親商法を見抜く方法」を紹介しますね。
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目次
里親商法ってなに?
まず、Jちゃんがびっくりしたのは「里親商法」という言葉です。
ここ数年「空前の猫ブーム」に便乗した個人保護主または、保護団体が猫を譲渡するときに多額の金額を要求するのが里親商法と猫飼い仲間では言われています。
里親商法と呼ばれるのは?
本来、里親募集各サイトから応募すると「無料、または去勢・避妊手術代、お届けに上がる交通費」など、きちんと表記しています。
が!個人保護主や悪徳保護団体(と、呼ばれている)はメールでのやり取りで後々、お金の要求をしてきます。
お金を要求する場合の内容
メールに下記のようなことが記載されていたら・・疑いましょう
- 今までの医療費
- 譲渡するまでの猫の宿泊費
- 今までの猫のご飯代・おやつ代
- 手数料
- 届けるための交通費
- 書類作成費
などが、代表です。
ここで私がJちゃんに言った一言
今までの医療費はわかるわ!次の保護猫ちゃんに使うんやね
猫の宿泊費ってなに? そこは、ペットホテルか?
ご飯代におやつ代?オイオイ!この保護主は譲渡が決まらなかったら保健所へ持ち込むぞ!って脅してるの?
手数料?何の手数料?
届けるための交通費は、保護団体さんは取るよ(距離に応じて)
書類作成費?うん?譲渡に関する書類の費用・・費用って項目は聞いたことがなけど、保護団体さんにもよるんかなぁ~
と、あたしの疑問も生まれた結果と成りました。
詐欺保護主・保護団体もある
個人保護主や保護団体から譲渡後、4~6か月後にワクチン接種、去勢・避妊手術後に
「猫を飼うにはあなたは不適切なので、猫の返還を要求します。」
という趣旨のメールが届きます。
この場合、ワクチン接種、去勢・避妊手術の費用、お届けの費用を他の方からとる輩です。
このような個人保護主、保護団体のことを猫飼い仲間では「詐欺団体」と呼んでいます。
猫を譲渡してもらっていると仮定して、Jちゃんやあなたは絶対に猫を渡してはなりませぬ!返した猫は不幸になります!
対処方法として、逆にJちゃんやあなたが、今までの医療費、去勢・避妊手術代の領収書、これまでのお世話にかかった費用、猫のおもちゃ、グッズ代、返還にかかる交通費(ありとあらゆる猫にかかった費用すべて)の請求をしましょう。
たぶん、メールは来なくなると思います。
また、今後は猫の育成状況などの報告をしないようにしましょう。
ちなみに、強烈な猫飼い仲間は「裁判にしろ~!」と逆鱗してました。
実際に、その方の友達が被害にあったそうです。
そして、猫にかか費用すべて提示し、裁判にするよ~とメールしたら・・音信不通になった!とのことです。
(私の心の声:やるな~、さすが猫を人の子供同然と思っている夫婦だ!)
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保護猫の里親応募の仕方
現在はインターネットからでも公共機関、民間機関と応募が可能になっています。
金額等は各公共機関、民間機関で違いますので内容がちゃんと表示されているか、メールでのやり取りでお金が必要なのか確認が必要となります。
メールでのやり取りで気を付けること
こちらは、初めて利用するあなたの判断材料となります。
- 返事が24時間以内にあるか
- メールの内容が的確か
- 募集サイトで、金額が提示されていたら金額の内訳(領収書)の開示があるか
- 譲渡に関する書類があり、署名捺印を必要とするか(厳しい保護団体さんでは絶対条件としてあります)
- メールのやり取りで、初めから個人情報を聞いてくるのは避けよう。
などが、メールでのやり取りで気を付けた方がいい内容です。
さあ~、いよいよ里親募集へ・・でも民間に公共機関、どちらがいいの?
その前にこちらを見てください。
出典:
gurooba9090
こんな悲しい思いを、犬・猫にさせないでください。
大丈夫!絶対にしないと約束できるなら、先に読み進めてください。
公共機関の里親募集
公共機関は一般的に保健所または動物愛護センター、動物保護センターと呼ばれています。
公共機関の呼び方はいろいろありますが、内容は
一定期間猫(犬も)を保護し、引き取り手が見つからない犬・猫の殺処分を担当しているのが公共機関と言われています。
現在は、「殺処分0を目指そう」という、保健所が多々あり、審査をパスした民間団体に譲渡の権限を任せている公共機関も多々あります。
そのため公共機関といえども、かなり里親募集に対して厳しい条件が提示されることもありますので、応募の際には確認をして応募してくださいね。
公共機関里親の譲渡 こちら
保護団体・個人保護主さんの里親募集
民間団体(サイトの中には個人の方も参加されています)が運営している里親募集案内です。
各団体のホームページを閲覧(えつらん)することが出来ます。
私が、保護団体さんを知ったきっかけとなった「日々ブログ」も紹介しています。
猫を引き取る前の確認事項は猫を飼う前にを、具体的な手順は各サイトの応募要項などをよく読んで応募してくださいね。
里親募集サイト 近日中にUPします。
終わりに
まだまだ、里親という動物の入手方法は、日本では後進国です。
この現状を、Jちゃんやこれから猫を飼う予定のあなたにも知ってほしくって今回は記事にしました。
ちなみに、動画のように犬が置き去りにされて静かに旅立つことはありません!
なぜなら、近隣住民からの通報で保健所で殺処分となってしまうのです。
山中に置き去りにされた犬・猫は野生化して(生きたいと願う強いものだけ)生き残り、これまた住民の通報により殺処分の対象となります。
このことを肝に銘じて、最後まで、責任をもって飼ってください。
- 小さい命
- 愛しい仕草
- あなたを見つめるきれいな目
- ちょっとはいたずら、粗相もするけど・・・
- 病気になって心配も、お金もかかるけど・・
- 人の赤ちゃんと同じように年月を重ねていけると犬も猫も嬉しいのです
アイキャッチ画像 出典:無料・フリー写真素材【SAKURA】
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