猫のしっぽで気持ちがわかる？動きで見分ける6つのパターンを紹介

猫がしっぽをぴ～んと立ててすり寄ってきたときに「うにゃ～ん♪」と後ろ足からしっぽを優しくなで手でつかみながら、あたしは「ほほをすりすり～(^^♪」
この行為を猫飼い仲間は、「へんたい！」と呼びます( ﾉД`)ｼｸｼｸ…めっちゃラブリーな後ろ姿で甘えてきてるのに・・・

この猫のしっぽですが、猫が声を出して鳴くときと同じように「今どんな気持ちでいるか」あなたに感情を伝えようとしているんです。

しっぽは猫が興奮しているときに太くなったり、甘える時はピン！と立ったり…。
名前を呼ぶと尻尾だけで返事をするコも！

「猫は今、どんな気持ちか知りた～い！」と思っているあなたに

今日は、「しっぽの振り方で猫の気持ちを読み取ろう！」を詳しく書いていきますね。

猫のしっぽで気持ちがわかるの？

あなたは、「猫の気持ちがしっぽでわかるって絶対うそやん！」と思うでしょう？

猫の気持ちを知るには、「鳴き声・耳の動き・しぐさ」などでも判断できるのですが

もっと簡単に猫の気持ちを知るには「しっぽ」は欠かせないアイテムなのです。

例えとして、しっぽをブンブン音がなるくらい振っているなら、怒っている、ご機嫌斜め！

先っぽだけ静かに振っているなら猫の気持ちは、良い感じ♪ハイハイ聞こえてますよ～と、この様にしっぽで感情がわかります。

また、しっぽの振り方一つとっても猫は全く別の感情を表しています。

早速見ていきましょう。

しっぽがピンと垂直に立っている

猫のしっぽはピンと垂直に立って、ゆらゆらとリズムよくしっぽは揺れています。
この時猫はのどを「ゴロゴロ・グルグル」と鳴らし体をあなたにこすりつけてきます。

この時の猫の気持ちは？

猫がうれしい時

など、猫があなたに対して甘えているときとおねだりをしている時です。

あいさつの時

多頭飼いの猫ならば、しっぽの先っぽが少し前に倒をしてゆらゆら揺れているときがあります。
その時の気持ちは「こんにちわ～、やあ元気？」など、あいさつの時に見られます。

知らないにおいを消去中

あなたが外出先から帰宅後に見られます。

あなたが知らないにおいを付けて帰ってきているので、猫は知らないにおいを消すのに必死になっているのです。
しっぽをピンと立ててスリスリと何回も体をこすりつけてきます。

猫が喜ぶあなたの行動は？

帰宅後の、猫のご飯タイム、身の回りの世話が終わったら猫とのスキンシップタイムを満喫しましょう。

猫のブラッシング、おもちゃで遊ぶ、そばでくつろぐなど。

ただし、ブラッシングは猫の気分がいきなり変わることがあるので、猫の鳴き声、しっぽの動き、耳の向きなどをよく観察しながらしてくださいね。

しっぽを左右にゆっくりと振るとき

猫が腹ばいの状態で（寝そべっていると言います）しっぽを左右にゆっくりと大きくふっているときは

「きもちいいにゃ～。安心だにゃ～」とリラックスしているときです。

たまに、天井や壁の一点を見つめているときも、猫のしっぽはゆらゆらと左右に動いています。
猫が一点を見つめていたら、あなたは間違いなく「なにがおるん？何が見えるん？」と恐怖におののくことでしょう。

私でも「え～やだよ～、何が見えてるんや～？」と喚くぐらいですから（苦笑）

しかしこの時の猫は、「何して遊ぼうかな～、このまま寝ようかな～♪」となにか考え中なので安心してくださいね。

猫が喜ぶあなたの行動は？

あなたがすることは・・・ただ傍にいてあげるだけです(〃艸〃)ﾑﾌｯ

せっかく猫がまった～りリラックスしているのに、手出しは無用です。

猫があなたにすり寄ってきたら、優しく触ってあげましょう。

猫がイライラしているときのしっぽ

猫がイライラしているときのしっぽは、勢いよく大きく動いています。

しっぽはブンブンと音を立てるぐらいの速さで左右に動きます。
たまに、上下にパタンパタンと動かす猫もいます。

しっぽがブンブンと激しく大きく動く時

など、猫が不機嫌なときにみられるしっぽの動きです。

猫を多頭飼いしている場合は、仲の悪い猫がそばに来ると「イライラするな～あっち行けよ！近づかないでよ！」と意思表示しています。

しっぽがボッンと膨らみ斜めに上げて左右に大きく動く

しっぽがボッンと膨らみ斜め上に上がって左右に高速で動いている時があります。

知らない猫に出会ったときや仲の悪い同居猫と「ケンカするんか～？」なときです。

この場合、猫がしっぽを「ボッン！」と膨らまし左右に動かすのは、自分の体を大きく見せるためです。

また怒りより、「怖いよ～、でも負けるわけにはいかないよ～」なときにしっぽのみならず、体の毛もボッンと膨らますのです。

余談ですが、この状態の猫を見て「タヌキ～(^^♪」と我が家では読んでいます。

猫が喜ぶあなたの行動は？

こちらもあなたが手出しをすることはありません。

ケンカを止めさせたいなどと思って、手を出すと流血騒ぎになりますからね。

とにかく、見守ってあげてください。

しっぽが下を向いている又はお腹にくっついている時

しっぽが下に向いている、おなかにくっつけている場合は「いや～、病院へ連れてこられた～(´;ω;｀)抱っこは嫌いよ～」など
あなたにしてほしくないことや、恐怖に感じているときにしっぽは丸まり体にピタッと貼り付けます。

しっぽを足の間に挟む

しっぽを後ろ足の間に挟んだり体に巻き付けている時は、恐怖心が強い時です。

しっぽが下に向き後ろ足の間にある時は、小さく小刻みに左右に揺れて「ごめん、もういたずらしないから許して」な時です。

他には、猫が他の猫とケンカなどしたくない時で体もちんまりと丸まっています。
猫が「弱気の時や負けました」な時に見られる気持ちです。

しっぽをダランと下げている時

猫が部屋で大運動会を開催して、あなたが叱った時！

「叱られた」と猫が判断して、ダラ～ンっとしっぽが下がっています。

ただし、体調が悪いときや元気がないときもこのしっぽの状態になります。

あなたが叱った状態でないのならば、猫を病院へ連れて行ってあげましょう。

しっぽが小刻みに早く動く

ちょっと落ち着かない時や、あなたが新しい家具を購入したときなど、不安があるときに小刻みに早くしっぽを動かします。

しっぽをおなかに張り付ける

あなたが膝の上で猫のおなかを上にして、抱っこしたときにしっぽがピッタ～とお腹にくっついている状態です。

同じく膝の上でしっぽが超高速で左右か上下に動かしているときは、「いや～！はなせ～！」と猫が嫌がっている行動です。

この時猫は「怖い！いやだ！」と思っていますから、膝からおろしてあげましょう。

逆に、ゆっくりとしっぽが動いているときは「嬉しいな～♪ふふふ～ん♪」と猫は嬉しい感情でリラックスしている状態です。

猫が喜ぶあなたの行動は？

あなたが猫を抱っこしているのならば、即座に猫を下ろしましょう。

ただ、病院などへ行ってる場合は猫に噛みつかれないように、また引っかかれないように気を付けましょう。

猫が落ち着いてきたら優しく体を撫でてあげるといいですよ。

しっぽの先だけ動かす

猫が寝ていてあなたが名前を呼ぶと「しっぽの先だけで返事する！」とびっくりしたことはありませんか？

猫にしたら気持ちよく寝ているので

という気持ちをしっぽの先っぽで表しています。

猫が喜ぶあなたの行動は？

猫が起きて、あなたの傍へ来るまで忍耐強く我慢しましょう。

この我慢ができないと、我が家の息子やおっさんみたいに

「ガブリエル！＝かみついた～(´;ω;｀)」と腕が傷だらけになりますからね。

絶対に手は出さないこと！

おわりに

「猫は気まぐれ！」と言われていますから、しっぽの動きを見ながらゆったりとあなたが接してあげるといいですよ。

また、その時の猫の気分に合わせて接しましょう。

猫は人間語は話せませんが、しっぽのユラユラで気持ちがわかる生き物は、猫が1番なのです。

すごく表現力が豊かな猫とあなたが長く良い関係が続きますように。

今回は、「しっぽの振り方で猫の気持ちを読み取ろう！」の紹介でした。