猫も人もうんち(便)は健康のバロメーター!
その猫のうんちが・・
- 「少し柔らかい?」
- 「あれ~、今日はピィ~ピ~ィ(下痢)やん!」
と、あなたはびっくりしてませんか ?
ましてや数週間も続いていたら、さすがに猫もあなたも
- にゃ~~! (なんでぇ~~!)
- にゃっにゃ~~! (どうしてぇ~!)
と声を大にして、病院で原因を聞きたいと思います。
言葉がしゃべれない猫は、
ちょっとの体調の変化で、下痢や軟便を引き起こします。
猫の軟便に下痢は、ときに猫が体に重大な病気を隠し持っている可能性も!あります。
今回は、「猫の下痢が数日続いてる!原因は?どんな病気が隠れてるの?」を
見ていきましょう。
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目次
健康な猫のうんち
「下痢が先~!」と言われるのは分かっていますが・・
まずは、猫の健康なうんちを、きちんと知ってから
下痢へ行きましょう。
健康な猫のうんち
- 1日に1~2回
- 大きさは(うんちの大きさですよ)猫が食べるご飯の量と猫の体格によります。
大人の男性の親指サイズのうんちが、1本~3本 が目安です。 - 排出されたうんちは、柔らかくもなく、硬すぎず!
かといって持ち上げて、「ぼとっ!」と崩れない。 - コロコロとしていて、猫砂がうんちに付く量が少ない。
- うんちの色は、「薄茶色かこげ茶色」
- うんちの臭いが、いつもと変わらない。
以上が、大まかですが「健康な猫のうんち」です!
そうそう、自動で猫のトイレをきれいにするトイレがあるみたいですが・・
「猫の健康のバロメーターであるうんち!」なので、
私個人的にはお勧めしません。
あなたがトイレ掃除をするときに、うんちをよく観察して
猫の体の異変にいち早く気づいて欲しいから、
自動掃除機能がついたトイレはお勧めしません。。
下痢の原因
あなたが日々猫のお世話をしていると、猫の要求に合わせていませんか?
猫の要求に合わせると、以下のようなことが起こります。
ご飯が問題
あなたが、猫のうんちを片付けているときに気がつくと思いますが
未消化のフードがうんちに混ざっていませんか?
ご飯の食べすぎです!
対処方法は、あなたがきちんと適正量を猫にあげることです。
食当たりの疑いもあります。
賞味期限が過ぎたフードを与えた!
人と同様、猫のご飯にも賞味期限があります。
安易に賞味期限切れご飯を、猫に与えないでください。
また、気温が高くなる初夏から初秋の時期は、
ご飯が傷みやすくなっていますから、
ご飯の保存方法にも気をつけてくださいね。
ご飯が猫の体質に合っていない、アレルギー体質。
アレルギー体質と判断されたら、療養食へ切り替えましょう。
そうすることで、猫の下痢は落ち着いてきます。
人間が食べるものを与えている。
「だって、猫がにゃ~にゃ~鳴いて、欲しがるから~」
な、あなた!
猫にとって人間のご飯は、
- 塩分が多すぎる!
- 味が濃い!
- 化学調味料が使われている!
- イカや玉ねぎを間違えてあげた!
- チョコレートをなめさせた!
以上の項目は、猫の体の細胞を壊してしまうこともあります。
そのため、猫の下痢が慢性化し、重篤な状態に陥りますから、
絶対人間の食べ物は与えないでください!
毒物を食べた可能性がある場合
猫自信が毒物を好んで食べることはありませんが、
(私は、そのように判断しています)
あなたが殺虫剤を使用して、ふき取らなかった!
この場合、猫がグルーミングすることで体内に入り込みます。
そうすると嘔吐、下痢をしてしまいます。
異物の摂取による下痢、軟便の場合
ビニール袋・紐・輪ゴム・髪留めゴム・ボタンなどを飲み込んだ!
(疑いが~!も含みます)
これは大変です!
激しい下痢と嘔吐を繰り返し、あなたが様子見をしている間にも
猫の体は、弱っていってしまいます。
その間に、腸閉塞を引き起こす猫もいます。
この状態になると、命が危ぶまれます。
「まさか!」とおもったら、迷わずに病院へ行きましょう。
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細菌感染の場合
ウイルス感染や寄生虫に感染している、可能性がある場合です。
下痢でよく耳にする「コクシジウム・猫コロナウイルス」などが有名です。
症状は、下痢・嘔吐・食欲不振・猫の元気がない!
あなたがうんちを見て判断できるのもあります。
うんちの中を白く細長い回虫が、ニョロニョロ動いています。
これはどう見ても、「細菌感染で猫のお腹に虫が寄生し、
排便される」これを繰り返しています。
その時猫は体力が落ちていき、痩せていく、毛並みがボソボソ!
下痢をづ~っとします。
病院へ行って、治療をしましょう。
内臓疾患の場合
胃、腸がもともと弱くなっています。
猫は意外ですが、慢性の下痢を起こしやすい動物です。
下痢は消化器、とくに胃・大腸・小腸に
何らかの異常をきたしている場合に見られます。
高齢猫では発見が早いですが、7歳までの若い猫は、
慢性的な下痢や、軟便を繰り返します。
若い猫に対してあなたは「まさか~」と思ってしまう症状です。
うんちが軟便の状態が続くようならば、
一度病院へ行って、検査を受けることをおすすめします。
意外と若い猫は、病気の発見が遅れることもあるんですよ!
ストレスの場合
う~ん、これはどう言えばいいのか・・
「ストレスが解消したら、猫の下痢が治るのか?」
猫の個体差によるので、何とも言えないんです。
考えられる原因
- あなたが、新しい猫を家に連れて帰ってきた!
- 新しい家具が家に届いた。
(知らない匂いで、ビビり状態) - 引っ越しをした。
- あなたに新しい家族が増えた(猫以外で)
- 家の外で、工事が始まった(大きな音でビビる)
など、猫にとって自分のテリトリーに変化があると
下痢や軟便をすることがあります。
また、超神経質な猫は気温の変化が激しいと、
ストレスを感じることもあります。
- 猫の下痢、嘔吐を気にして声をかけすぎない!
- 寝ている猫を、無理に起こして遊ばない
(かえって猫がストレスを感じます) - 猫がいざとなった時に隠れる場所を作っておく。
- 猫が運動できるスペースを確保しておく。
- 猫が好きな匂いがついたおもちゃを、部屋の中に置いておく。
(気が向いたら遊びます)
などですが、
この正反対な行動をする猫もいますので・・
猫のその時の気分をしっかりと
あなたが、見極めて遊んであげましょうね。
そうすることで下痢や軟便が落ち着くはずです!
終わりに
猫の下痢の原因は、分かりましたか?
- 猫の下痢、軟便は病気のサインと認識しておきましょう。
- 慢性化した猫の下痢や軟便は特に注意が必要です。
- 猫のうんちをラップなどに包み、サンプルとして病院へ持って行き
検査をしてもらうことをおすすめします。
一番早く、確実に猫の下痢や軟便の原因を知ることができます。 - フードが(ご飯)原因ならば、猫に合うフードを選び直しましょう。
あなたの猫に、ここに書いている症状が当てはまらないならば、
早々に、「うんち」をもって、病院へ行きましょう。
最後にあなたへ
「また下痢してる」と安易に様子見をしないで!
猫は、我慢強い動物だということを忘れないでください。
手遅れになる前に、病院へ行きましょう。
小さくてかわいい、あなたの癒しでもあり、家族なのですから。
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