猫の目はガラス玉のようにキラキラしていてきれいで、美しい色をしている~(^^♪
と思ったあなた。
猫の目は、子猫時代と大人猫になると、色が変わるって知ってました?
私は6年前に、子猫を譲り受けたとき
うわ~、この子達ブルーの目の持ち主や~♪
と、喜んだことがあります。
残念ながら、成長とともに目の色は変わってしまいました。
今日は「猫の目の色は何種類あるの?目の色が個体で違う理由となぜ色が変わるの?」
を、見て行きましょう。
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目次
猫の目の色の種類は?
猫の目の色は、基本の目の色と特別な目の色とに分かれます。
細かく分けると10種類の色に分かれます。
基本の目の色
色素がとても薄く、ほとんどありません。 光の反射で人が見るとグリーンに見えます。 洋猫に多く見られます。 純粋な和猫はグリーンの目の色は見られません。 | |
出典:ねこちゃんホンポ | グリーンと茶色が半々で混ざってこのようなグラデーションが見られます。 メラニン色素が、グリーンより少し多めです。 和猫、洋猫のMIXによく見られます。 |
間違いなく日本猫に多い目の色です。 目の色の10種類の中で真ん中にあたります。 特に黒猫に多く見られます。 | |
ヘーゼルと良く間違われますが、単色の黄色からなる目の色です。 アンバーは英語で日本語だと琥珀色(こはくいろ)の意味です。 グリーンよりメラニン色素は多め。 イエローやゴールドと呼ばれることもあります。 | |
別名「銅色」と言われてます。メラニン色素が一番多いです。 人間で言うと、アジア人に多い黒目にあたります。 日本猫に多く見られます。 |
特別な目の色
生後2か月までの全種類の子猫の目の色。 綺麗な青色をしています。 お日様にあたると、「レイリー散乱」により目がブルーに見えます。 空が青く見える現象と原理は同じです。 |
ブルー系は大人猫では、3種類の濃淡に分かれます。
ブルーの目の色の猫は遺伝子疾患や体が弱く、病気への抵抗力が弱いです。
また、短命などの欠点も持っています。
特にMIXと呼ばれる「雑種で毛色が白色」の猫の目がブルーだと難聴の確率が高いと言われています
グリーン同様メラニン色素をほとんど持っていません。 | |
ブルーよりも薄い色をしている。 | |
濃い青色に見えます。シャム猫独特の目の色です。 |
猫飼い仲間からは「ウサギの目」と呼ばれている目の色があります。
ブルーよりも珍しい目の色です。「アルビノ」と呼ばれるメラニン色素が作れず、 血管の赤い色が反映されて赤い色の目に見えるのです。 一説には、ウサギの赤目のメカニズムと同じように発生していると考えられています。 |
あなたもよく耳にする、大変縁起がいい猫ですよ。
左右で目の色が違う猫をオッドアイと呼びます。 日本では「大変縁起がいい猫」と言われています。 日本で呼ばれている名称は「金眼銀眼」と言われています。 本来は「虹彩異色症」と呼ばれています。 ブルーの目の色の方の耳が難聴であることが多く報告されています。 特に雑種の白猫に多く見られます。 |
猫の中では一番珍しい、超レアな目の色をした猫!
出典:いえねこ.com | 私は見たことがないですし、猫飼い仲間も「え~!会いたいぃ~!」状態な目の色を持ち合わせた猫です。 猫の眼球そのものが2色の異なる色を持った猫です。 分類上は、オッドアイに入ります。 このダイクロイックアイは、先天性の猫と後天性に分かれます。 先天性の猫は、生後2カ月以降にはこの2色の目の色です。 この場合、病気の疑いはありません。 後天性の場合(1歳を超えて目の色が変わった場合) 角膜炎の疑いがあるので病院での診察をおすすめします。 |
レッド、オッドアイ、ダイクロイックアイはメラニン色素が少ないのと、
メラニン色素をもっていないので、特別な猫に分類されます。
猫の虹彩の順序
メラニン色素が少ない青色から始まります。
サファイヤブルー
ブルー
アクア
グリーン
ヘーゼル
イエロー
ゴールド
オレンジ
カッパー
の順序になります。
例外として:レッド、オッドアイ、ダイクロイックアイ
毛の色が関係なく目の色が決まっている猫
シャム猫、トンキニーズ、バリニーズ、ラグドール、ヒマラヤン、スノーシューなどは生涯、青い色の目の色です。
生涯、緑色の目の持ち主はエジプシャンマウなどです。
猫の目の色と毛色の関係は?
メラニン色素が猫の目以外で強く出ているところを、あなたは知っていますか?
膝の上に猫がいるとあなたは自然に触ってますよ。
「猫の毛」がメラニン色素を目以外で強く影響を受けているんです。
あなたが飼っている猫が黒猫ならば、目の色はヘーゼル、イエロー系ではありませんか?
または白猫ならば、青色系の目をしてるはずです!
さ~、猫の目をマジマジと見てみましょう。
猫パンチが来るか!猫が突撃してくるか!
楽しみですね~♪
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猫の個体で目の色が違う原因
私たち人間の目は東洋人ならば黒目、西洋人ならば青い目と分かれています。
東洋人、西洋人と共通しているのは目の周りの白い部分です。
猫の場合は人とは逆になります。
猫の目の中央の瞳の色は「黒」でどの猫種でも同じです。
人で言う白い部分を「虹彩(こうさい)」と言います。
猫の場合この「虹彩」に色がつくのです。
虹彩(こうさい)とは瞳孔(猫の場合黒目)の周りの膜をいいます。
光を取り入れるとき調節する働きをします。眼球の角膜と水晶体の間にある輪状の薄い膜。中央の孔が瞳孔(どうこう)(ひとみ)で、
虹彩中の平滑筋の伸縮によって瞳孔の開きを調節して,眼球内に入る光の量を調節する。
出典:Weblio
猫の目の色はお父さん猫、お母さん猫から引き継いだ遺伝によるものと、
種族による遺伝子で決まります。
和猫は、黄色や茶色い色をした目の色を持った子が生まれます。
洋猫は、ブルーや緑に近い色をした目の色を持った子が生まれます。
なぜ猫の目の色は成長すると変わるの?
猫の目の色が子猫時代から成長していくとなぜ変わるのでしょう?
子猫時代の目の色は「キトンブルー」と言われるブルーの目の色をしています。
キトンブルーは、全種類の子猫に見られます。
理由は生まれたての猫から、生後2カ月程の子猫の目の色は
色を定着させるメラニン色素が不足しているからです。
生後2カ月を過ぎたころから、メラニン色素が少しづつ増えていき
キトンブルーから目の色が変化していくのです。
この「キトンブルー」を見られるのは、生後6カ月までです。
猫は6カ月もすれば、親猫と同じ大きさになるからです。
猫は生後2カ月から約1年で最終的に目の色が決まります
あなたの側に、今 生後2カ月くらいの子猫がいるならば、
キトンブルーの目(顔全体)を激写してアルバムに残しておくといい思い出になりますよ。
なんたって子猫を小さい時から飼っている、あなただけの特権ですからね。
メラニンとは
ヒトを含む動物、植物、原生動物また一部の菌類、真正細菌において形成される色素である。
メラニン色素ともいう。主に黒褐色の真性メラニン(eumelanin、エウメラニン)と、
橙赤色の亜メラニン(Pheomelanin、フェオメラニン)の2種類がある。
脊椎動物では、大半が皮膚の表皮最下層の基底層や毛髪の毛母などにある
メラノサイト(色素細胞)で生成され、一部は網膜色素上皮細胞で生成される。
ja.wikipedia.org/より引用
虹彩の奥にある網膜の色素が透けていることを表しています。
キトン(Kitten)=子猫
ブルー=青(藍色とも言われてます)
英語表記で「キトン(Kitten)」と言います。
日本語表記に直すと「子猫」の意味になります。
日本語で続けて表記すると、「青い目を持った子猫」という意味の言葉になります。
おわりに
子猫から大人猫になる過程で、メラニン色素が働いて
猫の目の色が変わっていくことが分かったでしょうか?
メラニン色素が少ないと、薄い色であでやかな色になります。
メラニン色素が多いと、濃く深い色になります。
猫の目の色は10種類ある。
子猫時代から飼っているあなたは、子猫の目の色がどんな色に変わるか!
ワクワクしながら、愛情いっぱいに接してくださいね。
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