猫の有名な模様といえば、トラキジ、茶トラ、白や黒の単色などが挙げられます。
しかし、中にはポインテッド・麦わら・ヒョウ柄など、少し珍しい模様の猫を飼おうか検討している方もいるでしょう。
そこで、今回はこういった少し珍しい模様の猫についてまとめました。
種類によって性格も異なってきますので、是非ご覧になってください。
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目次
模様が一点に!ポインテッド猫
ポインテッドとは、顔・耳・しっぽ・手足など、末端の部分だけに色が付いているポイントカラーを指します。
日本におけるポインテッドの始まりは、明治時代に外国より輸入されたシャム猫が日本猫と交配を行ったことがきっかけです。
そして、交配が繰り返される内にポインテッドの猫は増え、トンキニーズ・ヒマラヤン・ペルシャ・エキゾチックショートヘアなどの品種にも見られるようになりました。
また、ポインテッドの代表カラーには、シールポイント、クリームポイント、トーティポイント、ナチュラルミンクなどがあります。
ポインテッド猫の性格
一般的に挙げられる性格は、運動能力が高い、甘えん坊、愛情表現が上手、情熱的などです。
また、メスだと最初は警戒心を見せますが、心を許すと甘えてくるツンデレな一面があります。
これに対し、オスは人懐っこい、やんちゃで好奇心旺盛といった感じでしょうか。
ただ、様々な品種が存在するのもありますので、全ての猫が同じ性格とは限りません。個体によって大きく異なることも覚えておきましょう。
出典元:ポインテッド猫の特徴
出典元:アイリスペットどっとコム
1枚目の画像は、まるでカップルみたいです。
ポインテッド猫を飼うには?
ポインテッド模様を持つ猫は、雑種でありましたら里親募集サイトから探すことができます。
また、シャム猫などの純血種を家族に迎え入れたい場合でしたら、ペットショップで探してみると良いでしょう。
ただ、シャム猫は高級な猫として知られていますので、値段は10万~20万円と高めです。
キジトラと茶トラ模様が合体?麦わら猫
麦わら猫は、キジトラと茶トラが混ざった毛色で縞模様が特徴となっています。正式名称は「ブラウンパッチドタビー」です。
この事から、似た特徴を持つキジトラ猫やサビ猫(別名べっこう猫)に良く間違われることもあります。
また、遺伝子と被毛の関係で、麦わら猫は基本的にメスしか産まれません。オスが産まれるのは3万匹に1匹と、かなりの低確率です。
麦わら猫の性格
麦わら猫は、警戒心が強い、物事に対して慎重、派手に遊び回らないなど、全体的に大人しい性格です。
そのため、迎え入れた当初は中々心を開かないかも知れませんが、ここはあなたの踏ん張りどころです。少しずつ愛情を注いで、猫ちゃんの心を開いてあげましょう。
出典元:ペットのおうち
出典元:ペットのおうち
寝そべりながら、こちらを見つめる画像がキュートですね~
麦わら猫を飼うには?
麦わら猫は、似た模様を持つトラキジ猫やサビ猫に比べて珍しいと言われていますが、里親募集サイトでは多く掲載されています。
麦わら猫を迎え入れようと検討している方は、里親募集サイトで探してみると良いでしょう。
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まるで豹(ひょう)!?ヒョウ柄のベンガル猫
ベンガル猫は、ヒョウ柄の模様を持った猫です。野性的な顔立ちとヒョウ柄の被毛は、どことなく豹をイメージさせてくれます。
そして、他の猫に比べ若干大きめで筋肉質な体に成長し、しっかりとした骨格を持ちます。
また、その被毛は毛布のような柔らかさで、とても触り心地が良いです。ベンガル猫を抱きながら寝てしまうなんていうケースも。
ヒョウ柄の種類は、スポテッド、ドーナツ型ロゼット、アローヘッド型ロゼット、ローズ型ロゼット、ジャガー型ロゼット、ワイルド型ロゼットがあります。
ベンガル猫の性格
ベンガル猫の性格は、人懐っこくて甘えん坊なところや遊びが大好きで無邪気な一面があります。
また、こちらが話しかけると鳴き声で返事をしてくれたり、ご飯が欲しい、遊んでほしいといった感じに何かを訴えるときに鳴いたりするなど、コミュニケーション能力にも優れています。
出典元:pixabay
出典元:pixabay
ワイルドな見た目とは裏腹のキュートな瞳にギャップ萌えしてしまいます。
ベンガル猫を飼うには?
ベンガル猫を飼うには、里親募集サイトで探すかペットショップ・ブリーダーからの購入となります。ただ、希少価値が高いですので、里親募集サイトで探す場合、他の種類に比べて数は少なめです。
また、購入する場合ですと、10万~40万円ほどかかります。
靴下を履いている?靴下猫
靴下猫とは靴下を履いたかのように、手足の部分だけが白色になっている猫の事です。
そのため、「〇〇模様に白が加わった」と同じニュアンスですね。
例:黒猫に白模様が加わって黒白猫的な。
ただ、靴下を履いているような模様から、靴下猫と呼ばれているのです。中でも黒猫、茶トラ猫、キジトラ猫、サバトラ猫は、靴下模様が産まれやすいと言われています。
また、靴下模様は、足袋、ソックス、ニーハイ、アシンメトリーと色々なタイプが存在します。
靴下猫が産まれる理由は?
猫の色というのは、上から下に付いていく仕組みになっていると言われています。そして、何かしらの事情で足まで色が届かず、産まれた猫というのが靴下猫なのです。
逆に体全体が白くて足だけに色が付いている猫はいませんよね。ただし、最初に出てきた「末端部分だけに色が付くポインテッド」の例はあります。
靴下猫の性格
猫の種類ごとに変わってきますので、ソックス猫特有の性格は存在しません。例えば、黒猫の靴下模様でしたら、基本的に黒猫の性格だと思って頂ければ大丈夫です。
出典元:YAHOO!ブログ
出典元:exciteブログ
本当に靴下を履いているかのようです。
ソックス猫を飼うには?
飼う場合においても同じで、黒猫の靴下模様を迎え入れたい場合、黒猫で探してみると良いでしょう。
黒猫、茶トラ猫、キジトラ猫、サバトラ猫でしたら、里親募集サイトから探すことができますよ。
終わりに
今回は少し珍しい猫の模様について紹介しましたが、いかがでしたか。
珍しい猫を飼うと他人からの注目度も大きくなり、特別な気分を味わえるかも知れません。
しかし、猫を迎え入れる上で一番大事なのは、あなたが心の底から一緒に過ごしたいと思える子と出会う事です。
珍しい模様に拘るのが悪い事ではありませんが、迎え入れた後に後悔しないためにも慎重に検討しましょう。
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