気持ち

猫の気持ちは耳の動きでわかる?驚異の性能と感情表現の見分け方の紹介

猫の耳って不思議だと思いませんか?
耳だけが横向いたり、後ろへ向いたりピクピク動いているとき!

その時、あなたはこんなことを思いませんか?

  • なに考えてるんだろう?
  • どんな気持ちなんだろう?
  • 触っても大丈夫かなぁ~?

と!

おしゃべりができない猫は鳴くこと、耳を動かすこと、
目で訴えること、シッポを動かすことで猫は気持ちを表現します。

今回は「猫の耳」を紐解いていきたいと思います。

では「猫の気持ちは耳の動きでわかる?驚異の性能と感情表現の見分け方の紹介」
を説明していきます。

 
 




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猫の耳の性能

猫は人と同じように五感を持ち合わせています。

「視覚」「臭覚」「触覚」「味覚」「聴覚」です。
この中で抜きんでているのが「聴覚」なのです。

猫の耳は、人では考えられない筋肉が数多くあります。
そのため、細かい動きができます。

頭を動かさないで、耳だけを動かすのは猫の特権です。

余談ですが、猫と同じように耳を動かす動物がいます。
それは「ハムスター」です。

猫はその動く耳で、音を聞き分け、獲物の位置や、距離、
高さなどを把握すことができます

聴力は(周波数で)人で約2万Hz、犬で約4万Hzと言われてますが、
猫は約6万Hzまで聞き取ることが可能なのです。

だから土の中のネズミが動く音や、鳴き声も聞くことができるのです。

苦手なのは男の人の声!低音の音を聞き取ることが苦手です。
その反面、高音で話す女の人の声は大好きです。

猫の耳は三半規管がすごく敏感

猫が高い所から飛び降りても、ケガをせず、綺麗な着地ができるのは
優れた三半規管を持っているからです。

 

耳の感情とその時の動き

あなたは、猫の気持ち=感情が耳の動きでわかるって知ってますか?

猫の耳は完全にリラックスしているとき以外は、
ピクピク・パタパタと動いているので気がつかないと思いますが
耳の動き方で、その時の感情が分かるんです。

 

前を向いてピーンと立っている

両耳がピーンと前に向いて立っています。
猫が何かに興味を持っているときに見られます。

興味津々

興味津々で物を見つめている
ワクワク感が出ています。

外猫さんの場合

同じ耳の向きですが、警戒心を表すサインです。

構ってほしくない状態なので、
手を出さず静かにその場を離れましょう。

 

横に向いている

お気に入りの場所でリラックスしているとき
甘えたい、頭をなでてほしい時、寝ているときです。

 
寝落ち寸前
 

あなたの膝の上でくつろいでいたら、優しくなでてあげましょう。

猫が1匹でお気に入りの場所に居るときは、すごく幸せそうな顔をしているはずです。
そっとしておいてあげましょう。

 
 




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後ろ向きで真横の場合

恐怖心でいっぱいです。

多頭飼いの場合、性格が合わない猫と鉢合わせになった時、
大きな物音がしたとき、知らない猫が目の前に現れた時に、
後ろ後ろ向きで真横に耳がきます。

あなたが側にいるのならば、猫の恐怖心や不安を取り除いてあげましょう。

猫に優しく話しかけるのも効果がありますよ。

 

耳がパタパタと前後左右に動く

たまに、猫の耳がパタパタと前後左右に動くことがあります。

あれなんだろう?興味はあるけど、ちょっと怖いかも・・」な時です。

 
気になる
 

猫が「その物」に対して、情報不足を補っているときに
よく見られます。

猫はいつもと違って、ちょっと神経質な状態です。

あなたがこの状態の猫を見かけたら、優しく声をかけてあげて
その見つめている「物」に対する不安を探してあげるのもいいですよ。
声をかけるだけで、落ち着く猫もいますからね。

 

耳が後ろへ向いてペタッと寝ている

怒りや恐怖心、不安、威嚇な気持ちの時です

頭とほぼ同じ高さで耳を寝かせて、耳が後ろへペタッと寝ている時は
怒りマックス状態です。

敵とみなした「物」が目の前にいる!
突然の大きな音がした!

このような場合も、あなたが声をかけてあげて落ち着かせてあげましょう。

この耳の状態とほぼ一緒で、耳先が下へ向いているときがあります。
この時は

  • 参った!
  • ごめんなさい、あたしの負けです!
  • このまま、見逃して~

この時の気持ちは、恐怖や不安が強い時です。

この時も、あなたが声をかけながら落ち着かせてあげることが一番です。
猫の前にいる他の猫や物から離してあげましょう。

 

外側を向いて耳がピンと後ろを向いている

攻撃態勢です。

獲物や、他の猫に向かって「いくぞ~~!」な状態です。


耳を大きく見せて、猫自身の体を大きく見せる(逆毛立つと言います)行動をおこします。

この時は、あなたが手を出すと流血しますから、
少し落ち着くのを待ちましょう。

耳がピクピク動く

イライラ、不満なときに見られます。

猫の耳の周りで、「か(血を吸う)、虫」などが、飛んでいるときに
猫がイラっ!としているときに見られます。

あなたが猫を呼んだときに、耳がピクピク動くことがあると思います。
その時「な~に~?動くのはめんどくさ~い、聞こえてるよ~!」
な状態です。(苦笑)

後、部屋の中で人が落ち着きなく動いているときにも見られます。

ただし、しょちゅうピクピク動かしていたら、
病気の可能性があるので注意が必要です。

 

終わりに

獲物を捕まえたり、高い場所から落ちてもケガをしない、
気持ちを表したりと、大事な役目を担っている「猫の耳」
野生で生き残るためには必要不可欠なことだったのです。

猫が家の中でどこにいるかすぐわかるようにと、鈴付きの首輪を付けているあなた。
猫が音に敏感、または神経質ならばその首輪は、ストレスにつながることがあります。

嫌がるようなしぐさが見られたら、首輪は外すか、しないでおきましょう。

いかがでしたか?「猫の気持ちは耳の動きでわかる?驚異の性能と感情表現の見分け方の紹介」
まだあなたが猫を飼い始めて間もないのであれば、今日の記事を参考にしてくださいね。

おまけ

猫飼い仲間では「猫の耳は地獄耳!」とよく言いますが、
今日の記事で「なるほど!あてはまってるやん!」な我が家の猫達。

3匹いる中で、1匹でもおやつをあげようものなら、
違う部屋から(ひどい時は2階から)ダッシュでやってきます。

この行動で、猫の耳が三半規管が優れてるからだと再認識しました。

多頭飼い、隠れておやつをあげるは、至難の業!

 
 




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猫の種類・猫の健康とケア・動画など猫に関する日記です。美容・健康・ストレッチもたまに出没