「猫を飼いたい!」
猫好きならば、誰しもが思うことですよね。
特に、友達の家で猫を撫でた後とか、
「にゃーん(懐)」
とか人懐っこい猫に町中で足にすり寄られた時とか。
猛烈に猫を飼いたくなったりします。
しかし、猫を飼うとなったら、
事は簡単ではありません。
家で飼うとか。
外で飼うとか。
同居人のこととか。
賃貸、持ち家などの環境とか。
あと、大きいのが費用ですよね。
あまり考えたくはないところですが、
「初めまして」から「さようなら」まで、
いったい、いくらくらいの費用が掛かるものなのか。
我が家には健康な猫が2匹、先天性ウイルス保持猫が1匹
合計3匹の猫がいます。
初期費用にお金がかかりましたが、毎月の費用はご飯代・トイレの猫砂代ぐらいです。
先天性ウイルス保持猫の場合は、毎月の薬代が別途かかりますが、その他は健康な猫と同じ費用です。
初めて猫を飼う人は、最低必要なグッズ・物をそろえてしまえば
後は、壊れたときに買い替えるぐらいなので、それほど費用はかかりません。
今回は健康な猫1匹飼う場合と、先天性ウイルス保持猫(リンゴ猫と言います)1匹飼うと、
どれくらいの初期費用・毎月の費用・急な費用・生涯費用がかかるのか?みていきましょう。
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猫を飼うのにかかる最低初期費用
今の猫を迎えて早6年目!今回初めて計算します(結果が怖いわ~)
初期費用
健常な猫 | リンゴ猫 | |
トイレ | 980円 | 980円 |
ご飯用食器 | 500円 | 100円 |
お水用食器 | 100円 | 100円 |
キャリーバック | 7000円 | 4000円 |
つめとぎ | 980円 | 980円 |
キャットフード | ドライタイプ 700円 猫缶 ウエットタイプ 1パック3缶入り 198円 | ドライタイプ 療養食4Kg 4800円 |
首輪 | 1500円 | 1500円 |
合計 | 12758円 | 13260円 |
我が家の初期費用は最低必要なグッズは、できる限り安いもので済ませています。
「どうせ買い替えるのならば、安くいこうぜ~」な、考えなので。
トイレは子猫用は購入していません。
子猫は半年もすれば、大人ネコさん並みに成長しますから、
赤ちゃん時代は、踏み台としてトイレのそばに雑誌を置いていました。
お水用食器ですが、百均のバケツ(人間の子供が遊ぶ砂場用のバケツ)です。
ご飯用食器は、安定感がある陶器のお茶碗です。
キャリーバックは、健康猫用は2匹同時に運べるキャリーバックです。
リンゴ猫用は男の子なので、ソフトタイプだと破壊してしまったのでハードタイプのバックです。
つめとぎは、3か月に1度買い替える安いタイプです。
キャットフードですが、健常猫は市販のドライフードとウエットタイプの猫缶を用意しました。
リンゴ猫は、保護して1か月後には「巨大結腸」と診断されたので
療養食で計算しています。
首輪ですが、我が家は衝撃で外れるタイプではありません。
その分、金額が高くなっています。
医療費
子猫で迎えたので
- ワクチン接種代(3種混合ワクチン)2回分 5000円×2=10000円
- 避妊手術代 女の子 19000円
- 去勢手術 男の子 12000円
- ニャンドック(猫の健康診査 一般)2500円
- 合計 女の子 31500円 男の子 24500円
医療費ですが、関西在住の我が家の金額です。
また動物病院は、24時間体制の病院なので割高かもしれません。
地域によっては、これ以上出費が増えるかもしれません。
医療費は、先に受診したい動物病院へ連絡を入れて、
ワクチン接種等の金額を確認してから、受診されることをお勧めします。
避妊・去勢手術は猫の病気を防ぐことになります。
年2回の発情も抑える効果があります。
特に男の子の「マーキング行動」オシッコでの匂い付け・自分の縄張り主張が抑えれます。
市町村によっては、避妊・去勢手術に助成金を交付しているところもありますので、
お住いの市町村に問い合わせをして下さい。
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後から必要となるグッズリストと諸費用
- ブラシ(短毛用) 980円
- つめ切り 1280円
- 歯磨き用品おやつ グリニーズ135g 3P入り 1680円
- リンゴ猫用歯磨き ビルバック(Virbac)
猫用 酵素入りビルバックチュウ 70g 1541円 - ノミ・ダニ対策用品
猫用フロントライン 6p入り 3990円 - シャンプーINリンス 980円
- 消臭スプレー 880円
- おもちゃ 980円
- キャットタワー 14000円
- 諸費用合計 26311円
初期費用+医療費+諸費用=106,029円
健常猫1匹とリンゴ猫で10万円越え!
初めて計算して、こんなにかかっていることにびっくり!
猫を初めて飼おうと思っている方は、しっかり計画を建てて猫ちゃんを迎えてくださいね。
毎月の費用
健常な猫 | リンゴ猫 | |
ドライフード | 700円×3=2100円 | 療養食4Kg入りを 月で割った金額 2500円 |
ウエットフード | 198円×2=396円 | 基本なし |
猫用歯磨き | 基本なし | 猫用 酵素入りビルバックチュウ 70g 1541円 |
猫砂 | 18Kg 鉱物性 789円 | 5Kg 鉱物性 600円×2=1200円 |
医療費 | 年に一度のワクチン接種代 ニャンドックのみ | 便秘解消薬・診察代 9000円 |
合計 14241円
さすがにリンゴ猫ちゃんは、金額が高くなりますね。
リンゴ猫ちゃんが、快適に生活するには必要不可欠な金額なので
我が家ではこの金額は、苦痛ではありません。
急な出費
- 健常猫1匹が交通事故にあったとき
- 1週間入院 酸素室使用(2日) 処置代 薬代
- すべて込みで、140000円
- ペット保険に入っていたので、実質42000円の負担で済みました。
- リンゴ猫ちゃんは、すべて実費です。
- 便秘の時の金額です。
- 診察代・レントゲン代・処置代・薬代で 19000円
保険に加入していない場合は、1匹につき最低でも月1000円は、
猫のための貯蓄をしてください。
ペット保険に加入を考えているのなら、色々なプランがありますので
資料請求して、考えてみてください。
生涯費用
これから10年 猫生を送ったと仮定しています。
- 健常猫の場合
- 毎月の費用 3285円×12か月=44220円
- 1年分 44220円×10年=442200円
- リンゴ猫の場合
- 毎月の費用 14241円×12=170892円
- 1年分 170892円×10年=1708920円
消費税・医療費・保険代は含んでいません。
理由は猫が年老いていくと、出費額は高額になります。
備えとして猫の年齢が7歳を超えたら毎月1000円(1匹分)は少額ですが、
貯蓄しておいた方がいいと思います。
後、電気代がかかります。
完全室内外の猫ならば、夏は日中は冷房を入れたままになります。
冬は寒いので、コタツなどの暖房器具の電気代がかかります。
金額はいつもの電気使用金額の、10000円プラスと思っていただけたらいいです。
おわりに
猫にかかる毎月の費用・生涯費用・急な出費の、我が家の金額を計算してみましたが
いかがでしたでしょうか?
先天性ウイルスをもって、生まれてきた子はもう少し費用がかかります。
この金額を見て、「命をお金で測るとは、何事や!」と憤慨される方もいるかもしれません。
今回示した我が家の金額は決して少ない金額ではありません。
健常猫であれ、先天性ウイルスを持って生まれきた猫であれ、
健やかに暮らしていけるように養う“義務”が飼い主である私たち人間にはあるのです。
そのためにはどれだけのお金が必要であるのか、大まかでも把握しておくことは非常に重要課題なのです。
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