それは、出勤組が出払って3ニャンズと雨が降ってる朝のまったり時間に起きました。
2018年6月18日 AM7:58 大阪北部を震源とするM6弱の地震。
バリバリ、ミシミシという音と同時に、揺れ始めた我が家!
(我が家は震源から、ほぼ南に位置し、相当離れている場所です)
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窓から外の雨を眺めていた白黒猫=ぼたん、キジトラ猫=み~にゃんが、
取った行動は、明らかにいつもの行動とは違う「異常行動」だったんです。
もう一匹の、とらがとった行動はなんと!何事もなかったようにど~~んと座ったまま( ´艸`)
また、揺れている間に「3ニャンズを連れて避難することは無理やん!」だと悟ったあたしがとった行動は・・・
これは、猫を飼っているあなたにも当てはまると思います。
今回は、「地震が起きた!猫達がとった異常行動とあたしがとった行動!猫たちが逃げ込める場所は必要だ!」
を、備忘録も兼ねてあなたやすべての猫飼い仲間さんに知ってほしくって書いていきますね。
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目次
地震の時 猫達の反応は?
多頭飼いの場合、それぞれの個体により行動がバラバラです。
そして「一緒に避難は無理だ!」と痛感した瞬間です。
パニックになった2匹
白黒猫=ぼたんと、キジトラ猫=み~はキッチンの窓から外を眺めてました。
家がミシミシと音がし始めると同時にぼたんが真っ先にすくっと立ち上がり、イカ耳、しっぽが膨らみ、体を低くして
少しの間、キッチンで成り行きを観察してるみたいでしたが、緊急地震速報が鳴り始めると同時に
二階へいそいそと(ダッシュと言えるかも)移動し始めました。
み~は同じくイカ耳、しっぽはダダ下がり、リビングとキッチンを右往左往していました。
ぼたんが居なくなったことで、み~も2階へ駆け上がってしまい居場所不明に!
この後、み~は4時間後にリビングへ降りてきましたが、ぼたんは夜になるまで降りてきませんでした。
普通だった茶トラネコ
2匹がパニックになっていた時、もう1匹の茶トラネコ=とら吉は・・・
何を慌ててるの?
というように、平気で部屋の中から外を眺めてました。
とらがいる部屋は、ミシミシと家がきしむ音がしてなかったんか?と不思議な行動をしたのです。
でも、緊急地震速報の電子音は聞こえていたはずなので、
落ち着いていたか、俗にいう「固まった!」どちらかに当てはまるのですが、不思議な猫です。
世間で言われる猫の異常行動
猫の場合、「第六感が働く」と言われます。
第六感が働いて地震の前に猫が異常行動をするとも言われています。
よく耳にするのは
- 子猫を出産した後の母猫は、子猫を咥えて家から出ていった。
- 完全室内外の猫が、いつもと違う鳴き声で外へ出たがり、鳴きやまなかった。
- いつもは2階で生活している猫が、1階に降りてきた。
このような行動が「猫の第六感が働く」と言われる代表的な猫の行動です。
猫によって違いますが、地震の最中に「恐怖で固まった!」と言われる猫もいます。
猫の目の瞳孔が開き(黒目がまん丸)体が小刻みに震えていると「固まった」と言われます。
今回、とらは震えてもいなかったし普通にあくびしてたし・・さすが男の子!
音で猫がパニックになった
地震の時にいつもと違う行動をした、ぼたんとみ~は
家がきしみだした音でびっくりしたのではないかと考えられます。
今回の地震は、すでに家が揺れ始めてから緊急地震速報のアナウンスがあったんです。
猫は、「大きな音や電子音」を嫌がる傾向にあると言われます。
あなたの家にも電子音がする物はあります。
- 玄関の呼び出し音
- 電話の呼び出し音
- 電子レンジの音
大きな音がするもの
- 家具が倒れる音
- 食器が散乱する音
- 高い場所から物が落ちる音
- 網戸が外れ、窓ガラスが割れる音
このような、大きな音が猫をパニックへ導くといわれています。
我が家の場合、「家がきしむ音」が、ぼたんとみ~をパニックへ陥れたと確信できます。
猫を連れて避難は無理
今回、私が3ニャンズを傍観していたのには訳があります。
それは「あたし自信がパニックだった!」
はい、3ニャンズの行動をただ見つめていました。
避難をしなかった理由
3ニャンズを傍観していた私ですが、頭の中で考えていたことがあります。
- パニックに陥った猫を捕まえるのは危険だ!(人も猫もがケガすると判断した)
- キャリーバックに猫を入れても暴れる、そこから逃げ出し、かえって居場所がわからなくなる。
- 無理に捕まえて避難するともっと猫たちがパニックになる!
- ハーネスリードになれている3ニャンズですが、超人見知りなため避難先で逃げ出す確率が高い。
- 3ニャンズを1回で運び出せない。
- 猫たちがどこへ行ったのか確認をしたい!
と考えあぐねていたのが事実です。
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猫が逃げ込んだ先
2ニャンズがパニックになって逃げ込んだ2階は、3部屋あります。
この3部屋すべが、クッション性が高い布団の中、ベットの下に潜り込めるスペースもあり、
クローゼットもあけてあるので以外と猫たちが安心して潜り込めるスペースがあることに気が付きました。
さてここからが問題なのです。
猫の体を保護する役目がある布団、ベットの下、クローゼットの中ですが、
いざ揺れが収まって、猫を捕まえてキャリーバックへ入れて避難の準備を・・
残念ながら、ぼたんもみ~も捕まえることができませんでした。
ベットの下に潜り込んだみ~は、どんどん隅っこに逃げていく!
あと少しで捕獲って時に「シャ~」と同時に、ダッシュで違う場所、クローゼットの奥深くへ逃げてしまいました。
布団の中にもぐっていたぼたんは、猫パンチ、シャ~攻撃
この状況は、猫たちをもっと恐怖へ導くと思い、捕獲して避難するのはあきらめました。
今からでも間に合う対策
地震の時に何ができるか?
答えは
何もできません!
え~、な~~んもできへん!
できることと言ったら、猫がどこへ逃げ込んだか確認するぐらい。
今からでも遅くない対策を!
- 転倒防止策を!
- 上から落ちそうな物は下へ!
- 脱走防止策を2重・3重に!
- 窓と網戸の隙間を埋めよう。
- ベットの下へ逃げ込めないように隙間を埋めよう!
- 家具など、ありとあらゆる隙間を猫が入り込まないように埋めよう。
- 猫が逃げ込める、クローゼットを明け渡そう。
- クローゼットの中に、猫が隠れる布団を入れておこう。
- クローゼットのドアが閉まらないように工夫しよう。
- クローゼットの中に猫たちのご飯、飲み水、トイレ、薬を入れておくのもいいかも!
- (かじられないように工夫して入れておこう)
- 避難のための玄関を解放するのは、猫たちを捕まえてからにしよう。
地震であたしが痛感したことですが、あなたのいざっていうときの役に立ちますように
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